アーティストの活動の経歴が、社会に向けてわかるように記述したものが「CV」です。
経歴は多ければ良いというわけでは決してなく、そのアーティストがいままで何をやってきて、これから何を求めているのかが読めることが重要です。
どこのギャラリーで個展をしたとか、コンペを受賞しているなどの経歴をまとめて読まれることで、そのアーティストがどのような社会に属しているか、人間関係などの文脈が読み取られます。学生時など経歴に書くことが少ないときは、全てを書いていけば良いと思いますが、展覧会の数が多くなってきたときは、先述のとおり「自分にとって重要な活動歴」だけに絞ったものをまとめる編集作業も必要になってきます。
展覧会の案内チラシに CV を載せる場合や、コンペの経歴書などには、文字制限がある場合が多いので、全ての経歴が載っている「マスターバージョン」は常に控えておき、状況によって量を使い分けると良いでしょう。
POINT:
Name
氏名(名前の読みをひらがなか、英語で書く)
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バイオグラフィー(新しい年から古い年へ書く。最終学歴が一番上にくるように書く。)
・生まれたところ、年(ホームページやポートフォリオには、書かないことも可。コンペなどで規則がある場合はその書類だけ書けばよい)
・学歴(学校名、専攻、卒業年のみ書く)在学中の場合は 20XX年入学(現在 XX専攻在学中)と書く。
・現在の活動拠点
・師事した先生名、所属している美術団体など(あれば)
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発表歴(新しい年から古い年へ書く。最新の発表が一番上にくるように書く。)
(展覧会名、会場名、会場がある地域、国、を 規則を決めて書く。この規則は全ての項目に該当する。揃えることで読みやすさが格段に向上する。)
・個展
・グループ展(キュレーター名も記載してよい)
・アートプロジェクト
・公募展
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・作品の収蔵場所、コレクション(収蔵された年、会場、会場がある地域、国)
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・受賞、助成金など。(年、賞、助成金名、地域、国 "発表歴"と同じ規則で書く)
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・ワークショップ、レクチャーなど(開催した年、会場、会場がある地域、国)
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・参考文献(新聞、書籍、展覧会カタログなどで作品を批評されているものの、出版年、媒体名、国)
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・その他の活動
EXAMPLES:
清流の国 ぎふ 芸術祭(アーティストの固有ページ) | http://art-award-gifu.jp/ |
KAI KAI KIKI(アーティストの固有ページ) | http://gallery-kaikaikiki.com/category/artists/ |