9, May UPDATE:

トップページには最良の一枚を置く。

作品ページは、アーティストのサイトの柱と言うべき、重要なところです。まずは、トップページを 自分の画集の表紙のようなものだと考えて、最良の一枚を置きます。
来訪者に興味を持ってもらい、
「この作家はどう展開しているのかな?」と、閲覧されるものです。

作品ページは、掲載する順番、画像の大きさ、並べ方、どのように魅せるかという演出の場になります

より良く魅せるには、最良の作品画像が必要です。ここは、高解像度の一眼レフカメラで撮影したいものです。

ホームページを見るための端末(パソコン、スマホなど)は千差万別ですから、発色がそもそも 見る画面によって異なります。画集など印刷物も、本物の作品と色が異なりますが、端末によって異なるという点が ホームページの難しいところです。
もちろん、あくまでも紹介としての画像であるということは常識ではありますが、どうしても 印象の良し悪しは影響します。

 

Adobe Photoshop などの画像編集ソフトで、撮影後に傾きの調整や修正も可能ですが、限界は あります。作品撮影がうまく行われているほうが、手間暇がかからず、仕上がりも良いです。
基本的な撮影ノウハウは案内しますが、撮影は、高度な
技術や機材を要する専門的な分野だという認識は持つべきです。

また、作品には「タイトル、制作年、画材、技法」などのキャプション情報も必ず添えるようにします。一枚ずつ記載するか、複数枚まとめて書いておくかなどは、展覧会でのキャプション構成とよく似ています。方法は自由ですが、情報を全く載せないのは、望ましくありません。



POINT:

  1. 作品を撮影しよう。自分で撮影するのが難しい場合、カメラマンへ依頼をするのも手。小さい紙の作品ならば、直接 スキャナーで読み込むことも可能。
  2. 作品画像を編集しよう。Adobe Photoshop などで トリミング、修正、色補正を行う。展示風景の画像の場合、作品だけのトリミングとせず、ギャラリーの壁や空間がわかるように切り取っても良い。
  3. キャプション情報を記載しよう。(タイトル、制作年、画材、技法)それぞれの記載順、文字サイズ、フォント、スペース半角開けなど、規則を決めて、揃えてページに載せる。英語表記も用意する。(英語表記のみでも良い。)原稿管理はホームページとは別に オフィス系アプリで管理する。
  4. 作品を見せる順番にこだわろう。制作順に従わなくてもよい。作品分野で分けなくても良い。見せる順番、まとめ方は それぞれのアーティストによって変わるだろう。

EDICATION PROGRAM:

・基本的な撮影ガイド

・基本的な編集 Adobe PhotoShop、GIMP、解像度の概念、保存形式のこと。

・キャプション情報管理、オフィス系アプリ Open Office。

・ポートフォリオサイトの紹介。