CV(Curriculum Vitae カリキュラム・バイティー の略。ラテン語で略歴)には書き方、使い方があります。

アーティストの活動の経歴が、社会に向けてわかるように記述したものが「CV」です。

経歴は多ければ良いというわけでは決してなく、そのアーティストがいままで何をやってきて、これから何を求めているのかが読めることが重要です。

どこのギャラリーで個展をしたとか、コンペを受賞しているなどの経歴をまとめて読まれることで、そのアーティストがどのような社会に属しているか、人間関係などの文脈が読み取られます。学生時など経歴に書くことが少ないときは、全てを書いていけば良いと思いますが、展覧会の数が多くなってきたときは、先述のとおり「自分にとって重要な活動歴」だけに絞ったものをまとめる編集作業も必要になってきます。

展覧会の案内チラシに CV を載せる場合や、コンペの経歴書などには、文字制限がある場合が多いので、全ての経歴が載っている「マスターバージョン」は常に控えておき、状況によって量を使い分けると良いでしょう。

 



POINT:

  1. CV の文法を学ぶ。
  2. まずは実際に日本語で書いてみよう!
  3. 英語バージョンもつくろう。
  4. PDF を作成して「すぐ印刷ができるシステム」をつくろう!

CVの文法

Name
氏名(名前の読みをひらがなか、英語で書く)

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バイオグラフィー(新しい年から古い年へ書く。最終学歴が一番上にくるように書く。

・生まれたところ、年(ホームページやポートフォリオには、書かないことも可。コンペなどで規則がある場合はその書類だけ書けばよい)
・学歴(学校名、専攻、卒業年のみ書く)在学中の場合は 20XX年入学(現在 XX専攻在学中)と書く。

・現在の活動拠点

・師事した先生名、所属している美術団体など(あれば)

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発表歴(新しい年から古い年へ書く。最新の発表が一番上にくるように書く。)

(展覧会名、会場名、会場がある地域、国、を 規則を決めて書く。この規則は全ての項目に該当する。揃えることで読みやすさが格段に向上する。)

・個展

・グループ展(キュレーター名も記載してよい)

・アートプロジェクト

・公募展

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・作品の収蔵場所、コレクション(収蔵された年、会場、会場がある地域、国)

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・受賞、助成金など。(年、賞、助成金名、地域、国 "発表歴"と同じ規則で書く)

 

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・ワークショップ、レクチャーなど(開催した年、会場、会場がある地域、国)

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・参考文献(新聞、書籍、展覧会カタログなどで作品を批評されているものの、出版年、媒体名、国)

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・その他の活動

ダウンロード
村田CV
CV_test.pdf
Adobe Acrobat ドキュメント 705.5 KB

EXAMPLES:

清流の国 ぎふ 芸術祭(アーティストの固有ページ) http://art-award-gifu.jp/
 KAI KAI KIKI(アーティストの固有ページ)  http://gallery-kaikaikiki.com/category/artists/