4, July UPDATE:

実際に足を運んでもらうということ。

実空間で展覧会を開催する際は、どのような動きをとる必要があるか。
準備から開催、次に繋げるための終了後の動きまでを考える。web をどのように活用するかに 重点を置いてみる。

展覧会をするには

まず、どのようにすれば展覧会を行うことができるのか。
そもそも行う必要があるのか?

  • 作品を見てもらいたい。
  • 感想、同調、批評、などのレスポンスを受けて、自分の世界を広めるため。
  • アーティストとして評価されたい。
  • 社会にデビューしたい。

企画ギャラリー(コマーシャルギャラリー)

展覧会をギャラリーの企画として開催する。主催者はギャラリーになる。アーティストとギャラリーはビジネスパートナーとなるので、会場の貸賃は発生しない。展覧会の広報活動、搬入出の手配、額装なども、作品の販売はギャラリーが行う。作品が売れたときは、何%かがギャラリーの収益として引かれる。ギャラリー側からアーティストに依頼をする場合が多い。
ギャラリストはアーティストと社会、鑑賞者の橋渡しの仕事を行う。コレクターや批評家、美術館の学芸員や百貨店のギャラリー担当など固定客がいる。

貸しギャラリー(レンタルギャラリー)

ギャラリーの会場使用料金を支払うことで展覧会を行うことができる。主催者はアーティスト側になる場合もある。展覧会の広報活動や搬入出もアーティストらが行う。作品販売の売上はアーティストのものになる。
会期中に在廊しなければいけない場合もある。

貸し企画ギャラリー

展覧会によって「貸し」か「企画」を分けているギャラリー。

公共ギャラリー

「市民ギャラリー」など、営利を目的としない公共団体が運営しているギャラリーのこと。会場使用費を払うが、多くは一年前などに使用申請を行う。一般に、貸しギャラリーより安い。秋口など人気のある期間は、抽選で選ばれることもある。主催者は、アーティスト側になる。作品販売は不可。会期中に在廊、受付、監視をしなければいけない。

美術館(公設、私設)

美術館学芸員の企画により行われる。主催は美術館になるので、広報、搬入出などの運営業務は全て美術館が行う。
美術館側からアーティストへ依頼されることで展覧会が決まる。作品の販売は、美術館との交渉になり、コレクションとして恒久的に保存される。


広報をする。

DM(ダイレクトメール)チラシなどの紙媒体
郵送と、様々なスペースへの設置。
遅くとも、展覧会の一ヶ月前には周知したい。

 

紙媒体のデザイン、作成

印刷(業者に注文する)印刷納期があるので注意。

DM 自体のデザインをデザイナーに発注する場合はその制作期間、制作料も必要。
[印刷業社]
・グラフィック(京都)ネットで発注可。
 http://www.graphic.jp/

・レトロ印刷 JAM(大阪)ネットで発注可。特殊印刷に特化。
 http://jam-p.com/

QRコードを紙媒体に載せる。

・QRコードジェネレーター
 http://ja.qr-code-generator.com/

 

SNS

Twitter、Facebook などで告知する。
具体的な日にちで書く。ホームページにリンクを貼る。
まったく知らない人が見てもわかるように書く。
 

プレスリリースを作ろう

メディア(新聞、雑誌、テレビなど)へ開催情報を伝える
「プレスリリース」とは、メディアに掲載してもらうために送る掲載依頼の書類のこと。チラシや案内状と同じ情報を載せるが、デザイン要素を無くし、書類にすること。
掲載に必要な情報がわかりやすくまとめられていることが重要。メディアはその内容をそのまま掲載する。問い合わせ先、連絡先を必ず記載すること。これを郵送、もしくは Eメールで送る。
媒体によっては 半年から三ヶ月前には必要。

郵送作業も効率化

住所リストを作成する。
・プライベート
・美術関係者

・ギャラリー、美術館など

・リピーター(芳名録から)



搬入出の段取り

「赤帽」運送業社などの手配
個人運送業社「赤帽」
http://www.akabou.jp/
レンタカー、ギャラリーの手配など。
 



活動資金の調達も webで

「クラウドファンディング」
アートに限らず、プロジェクトを支援してくれる方を募る。
https://camp-fire.jp/

何割かはクラウドファンディング会社に取られますが、
このサービスを通しての広報も発生する。
参考: 村田参加プロジェクト「ONGAESHI

・企業の助成も重要。

「メセナ」
企業によるアートプロジェクトへの助成。

http://www.nettam.jp/

トヨタによるアートマネジメントポータルサイト「ネットTAM」。
アート系の求人情報もある。アートマネジメント自体を学ぶ内容の読み物、企画も多く充実している。



アーティスト イン・レジデンスを探す

「アーティスト・イン レジデンス」国内ポータルサイト

国内のレジデンス情報を検索できる。
http://air-j.info/

海外のレジデンスネットワークのサイト
ResArtis(英語)海外の国、街別に検索できる。
http://www.resartis.org/en/


海外のレジデンス・データベース
http://www.transartists.org/


応募に必要なもの
1・ステートメント=自分がアートを通じてやりたいこと
2・CV
3・ポートフォリオ 枚数指定される場合や、サイトやPDFで欲しいという場合も。
4・レジデンス時の制作予定作品の企画書
5・なぜ、このAIRプログラムに応募したか
6・推薦状、ギャラリーや学校、批評家などからの推薦状。

アーティスト イン・レジデンスとは異なりますが、海外では AIR bnb やカウチサーフィンなど充実しています。(シェアリングエコノミー)

AIR bnb(民泊サービス)

https://www.airbnb.jp/
カウチサーフィン(民泊サービス)
https://www.couchsurfing.com/
Uber(個人タクシー)
https://www.uber.com/ja-JP/

 

AIRも、シェアリングエコノミーも「信頼」が重要な価値になっています。「信頼」は、現代の web のキーワードでしょう。